OA電材開発の仕事内容 WORKS
私たちが扱う製品は、学校、オフィス、官公庁、医療施設など、さまざまな生活シーンで使われており、使用環境や印刷媒体ごとに異なる要求事項や品質目標が存在し、それらを高いレベルで両立させることが求められます。そのためには、技術要素を組み合わせて、製品として成立させる高度な技術力が不可欠です。ここでは、製品開発を支える当社の技術力とその取り組みについてご紹介します。
新モデル向け製品開発
私たちは、プリンターの性能を左右する「エンジン」とも言える重要部品を開発しています。材料設計・配合設計・プロセス設計、そして評価・解析技術を高度に融合させ、「より鮮明な画像を」といったお客様の定性的な要望を、具体的な材料配合や製造技術へと落とし込んでいくのが私たちの役割です。また、最終的なエンドユーザーまで見据えた開発を通じ、自らの技術が人々の暮らしを支えている―その確かな手応えを実感できることが、この仕事の大きな魅力です。
製造プロセス設計と改良
私たちが手がけるプリンター部品は、年間数百万本規模で世界中で使用されています。
その品質を支えるのが、緻密なプロセス設計と自動化技術です。原材料のわずかな特性変化を見極め、配合、成形条件を最適化することで、年間を通じた安定生産を実現しています。
さらに、品質と並行して生産性やコストの極限まで追求しています。現場で積み上げた知見と地道な改善により、大量生産の中で高品質と効率を両立し、世界中のユーザーの日常を支え続けています。
新用途向け開発
私たちは、OA部品開発で培った「表面機能化技術」を武器に、新たな領域を探索していす。微細な表面粗さを制御する粒子分散技術や、静電防止を担う導電性制御など、材料・配合・プロセスを統合した独自の技術が私たちの強みです。
現在は電子部品分野のみならず、社会の未解決課題に対しても、これら既存技術を掛け合わせることで新価値の創出に挑んでいます。培った知見を活かし、さらなる用途拡大を目指す私たちの挑戦は、これからも広がり続けています。
OA電材開発のやりがい VALUE
私たちは世界トップの印刷品質を支えるコア技術を担っています。顧客の抽象的な要望を、材料・配合設計や評価技術を駆使して具体的な機能へと昇華させる過程に、決まった正解はありません。試行錯誤を通じて要求を定量化し、品質・コスト・生産性の最適解を自ら導き出す。そこには“一部品の経営者”として、ものづくり全体を俯瞰し事業を動かす面白さがあります。難題に挑み続けることで技術者としての本質が鍛えられ、自己成長を実感できる好機に溢れた環境です。
技術者でありながら、“一部品の経営者”でもある仕事
この仕事は、担当部品を「一つの事業」と捉える広い視点が求められます。技術開発だけでなく、ニーズを捉えるマーケティングから工程設計、コスト管理まで、ものづくり全体を俯瞰して判断を行います。市場価値を見極め、品質・コスト・生産性の最適解を導き出す仕事ともいえるでしょう。自らの決断がビジネスの競争力に直結する責任と手応えは、この仕事ならではの魅力です。また、若手から大きな裁量を持ち、専門性を深めながら事業を動かす力を養える、挑戦に満ちた環境でもあります。
すぐに「正解」を出せない仕事を乗り越えることこそ、成長の源泉
私たちの仕事は、単に「与えられた答えを形にする」ことではありません。「より高品質に」といったお客様の感覚的な要望の背景を読み解き、自ら要求を言語化・定量化しながら答えを見つけ出していくのが本質です。使用環境や製造条件まで多角的に考え抜き、試行錯誤を繰り返す過程は決して容易ではありません。しかし、壁にぶつかりながらも課題を乗り越えた先には、技術者としての確かな成長があります。困難に真正面から向き合う経験こそが、一生モノの本質的な力を育むのです。
求める人物像 PEOPLE
顧客価値を起点に「技術と人」をつなぎ、逃げずに最後までやりきる -当事者型開発-
私たちが求めるのは、顧客価値を起点に考え、技術と人をつなぎながら、最後までやりきる力を持った人材です。単に技術を開発するだけでなく、顧客の課題やニーズを理解し、社内外の人と連携しながら、自分ごととして最後まで責任を持って取り組むことが求められます。若手でも「新しいものを生み出したい」という情熱があれば、自らアイデアを出して試し、高い目標や困難な課題に真正面から向き合える環境です。その経験を通じて、技術力だけでなく、判断力やコミュニケーション力も磨かれていきます。
この「当事者意識」を極めた先では、単なる一技術者の枠を超え、プロジェクト全体を牽引するリーダーや、事業を動かすコア人材へと成長していきます。社内外から「あなたと一緒に新しい価値を生み出していきたい」と言われるような、強い求心力を持ったプロフェッショナルとして活躍することができます。
「なぜ?」を突き詰め、本質に迫る探求心
物事の表面だけでなく、原理原則に則り、メカニズム(論理やデータ)を深く理解しようとする姿勢が必要です。実験結果に対して「なんとなく良くなった/悪くなった」で終わらせず、「なぜこの数値が出たのか?」「変化点の理由は何か?」を徹底的に深掘りすることが大切です。世の中の動きやカーボンニュートラルといった社会的課題に対してもアンテナを張り、未知の疑問に対して「仮説・検証」を繰り返すプロセスそのものを楽しめること。それが技術者としての成長を加速させます。
この「仮説検証」のサイクルを回し続けた先には、特定の製品に依存しない、どこでも通用する圧倒的な応用力が身につきます。たとえ扱う素材やテーマが変わっても、物事の本質を瞬時に見抜き、「再現性のある最適解を導き出せる強い技術者」として多方面で活躍していきます。
周囲を巻き込み、スピード感を持って動ける行動力
開発の現場は常に動いています。自分のデスクや実験室に留まらず、製造現場、販売企画、他部署、そして顧客のもとへ自ら足を運び「現物・現場」を確認しながら、待ちの姿勢ではなく自らアクティブに状況を動かす力が求められます。スピード感を持って、周囲の協力も取り付けながら、リーダーシップを発揮してプロジェクトを推進できる方を求めています。
この「現場を巻き込むフットワーク」を身に着けた先には、国内外のあらゆる課題解決を主導するグローバルリーダーへと成長していきます。海外拠点や異なる文化を持つチームとも瞬時にリレーションを築き、スピード感を持って組織を次のステージへと動かすキーマンとして活躍することができます。
柔軟な「素直さ」と、モノづくりへの「こだわり」
他者の意見を受け入れる柔軟性と、品質や技術への譲れない想いの両立です。新しい知見や、顧客・他部署からのアドバイスを素直に受け入れ、自分をアップデートできる柔軟性は成長に不可欠です。一方で、モノづくりにおいては決して妥協せず、「もっと良くしたい」という“自分の仕事へのこだわり”を持つことも同じくらい重要です。このバランス感覚を持って仕事に誠実に向き合える、そんな方こそアーケムの次世代を担う技術者として活躍いただけると考えています。
素直さとこだわりを高い次元で両立させた先では、アーケムのDNA(技術力と誇り)を次世代へと受け継ぐ「組織の支柱的存在」へと成長していきます。時代や環境の変化に合わせて自らもアップデートをし続けながらも、アーケムとして譲れない想いを守り抜く。そんな姿は後輩たちから憧れの「ロールモデル」となり、組織を支えていきます。
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